Introduction
SOMPOケアは、働く一人ひとりの「パーパス」を大切にしています。
パーパスとは、その人にとっての「志」「存在意義」のこと。
自分がそこにいて、目の前のことに取り組む理由を大事にしてほしい。
そうすることで熱中できる仕事にも出会っていけるでしょう。
会社は、一人ひとりが持つパーパスの実現をサポートします。
パーパスを持って働くことの重要性について、新卒ケアスタッフと人事部長が想いを語ります。
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人事部長
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介護付きホーム ケアスタッフ
2020年 新卒入社
介護の技術や知識は、
会社が責任を持って伸ばします。
- M.Kさんは、普段は介護付きホームの現場でケアスタッフをしていますね。そもそも介護業界に興味を持ったきっかけを、まずは聞いてみたいです。
- 大学の先輩がケアスタッフとして働いていたことが最初です。仕事について「すっごく楽しいよ!」と言われ、自分の想像していた介護業界と違ったことで興味を持ちました。
- 想像していた介護業界と違う、とは?
- 大変なんだろうなと。体力を使う仕事や、排泄のお手伝いをするような仕事もあるので……。
- なるほど。かつて介護は「3Kの仕事」と呼ばれていました。キツイ・キケン・キタナイといったイメージ。実態を知ってもらうとまた違うものの、未だネガティブに思われることも多いのが現状です。
- 3K、聞いたことあります。
- SOMPOケアでは「New3K」を掲げています。介護を「変えていく」「価値ある」「感動できる」 仕事にしたいのです。入社前に介護のイメージが変わって、実際に働いてみてからはどう感じましたか?
- もちろん大変なことがないといえば嘘になります。でも、もっと楽しいことの方が大きい。先輩の言う通りだったなと思います。毎日ご利用者さまが「ありがとう」と声をかけてくれるんですよね。自分がそこにいてよかった、と感じられる仕事だと思いました。
- 自分がそこにいてよかった、と存在意義を日々感じられることは、本当に素晴らしいことですね。
- 介護のイメージですが、認知症をはじめ、病気や疾患のイメージも強いのかもしれないですね。できないことが増えたり、不調が増えたりするような。でも、現場で働いていると自分の想像が間違っていたことがよくわかるんですよ。
- なるほど。介護の現場を実際に見て、イメージに変化があったんですね。
- もちろん、年齢や疾患によってできなくなったことや不自由になることはあると思います。でも年を重ねた分、視野が広がったり新たな楽しみを見つけたり。みなさんとても幸せそう。私より幸せそうに毎日を過ごしている人、たくさんいますよ。
- 高齢者の皆さんの人生に関われるのが、この仕事の醍醐味ですよね。ご利用者さまの、笑顔、楽しみ、喜び、幸せ、これらをともに感じられることが、介護の仕事の奥深さだと思います。介護の表面的なイメージではなく、M.Kさんが感じてくれたような介護の奥深さを多くの人へ知ってもらうのが、私たちの仕事です。
- 介護の奥深さを知ってもらうために、人事の方はどんなことをされているのか聞いてみたいです。
- 私が担当する人事部では、働くみなさんが、もっと働きがいを感じられるよう、あるべき人事制度や労働環境、そして教育体制について日々考えています。介護の奥深さという点では、介護の知識や技術を身に付けていけばいくほど、よりよい介護サービスが提供できるようになり、それがやりがいにも繋がる。だからこそ、私たちは、教育や研修を重視し、力を入れているんですよ。
- 教育や研修はとても大事だと思います。私は介護について何も知らないところからスタートしたので、学べる環境は重要でした。
- SOMPOケアでは、新卒入社の方は6ヶ月間の時間をかけて研修をする。介護に関する知識や技術は、私たちが責任を持って伸ばします。学べばできるようになることは、入社後でも大丈夫なんです。
会社に働かされないために、
自分自身にとっての「パーパス」を持ってほしい。
- 介護の専門知識や技術は入社してからで大丈夫なのですね。では、これから入社する人や若手社員に求められることは、どんなことですか?
- 何よりも大切なのは、自分が何をしたいのか、「パーパス」を持っているか、ということです。パーパスを持つことで、仕事に当事者意識を強く持てるようになります。どんなことも自分ごとと捉えて、自分の出来ることに挑戦していけるので、ワクワク出来る仕事、熱中できる仕事に次々と出会えるでしょう。自分磨きにもチカラが入り、学んで成長するスピードが加速します。
- パーパスについて、もう少し詳しく教えて下さい
- パーパスは、直訳すれば「目的」ですが、「志」「存在意義」とも言えます。先程M.Kさんが仕事をする上で、自分がいてよかったと感じられる瞬間があるとおっしゃっていましたよね。それこそが、存在意義です。
- 何のために自分がいるか、ということですね。私はやはり、目の前の人を楽しませたい気持ちが強いです。私がいたから相手の気持ちが動いた。私が誰かの人生をよりよくするきっかけになれた。そういうとき、存在意義を感じる。私のパーパスだと思います。
- 自分のパーパスと、会社のパーパスに重なる部分があれば、日々の仕事にますますやりがいを感じられるはずです。
- 自分のやりたいことと、会社のやりたいことが一致している状態が、幸せなのですね。
- そのとおり。だから会社は、一人ひとりのパーパスを大切にします。みなさんが自らののパーパスと向き合うこと、やりたいことを見つけることなどを、サポートしする。そうじゃないと、ただ会社から「働かされている」状態になってしまうからね。そんなの、楽しくないじゃないですか。
自分も向かう未来だからこそ、
自分で楽しいものに変えていきたい。
- 自分のパーパスが見えてくると、色んなことを自分ごととして捉え、チャレンジしたいことが見つかるんですね。
- どんなことにも当事者意識を持ち、自分ごととして考えることによって、やりたいこと、ワクワクできることが、次々見つかります。私たちは、テクノロジーを活用しながら介護のあり方を変える。そして介護という仕事を、もっと素晴らしい仕事にする。自ら未来を切り拓く企業です。その面白さに期待してほしいし、一人ひとりができるチャレンジをしてみてほしい。
- N.Tさんは、とくにどんな未来になったらいいと考えていますか?
- 介護職が、子どもたちの憧れる職業になったらいいですね。「なりたい職業ランキング」に入りたい。私自身、家で積極的に子どもへ仕事の意義について話すようにしています。
- 私も介護職についてもっと知ってほしい、イメージを変えたいという想いがあります。たとえばですが、お世話をする、ケアをするイメージがあるのは介護職も保育士も一緒なのに、介護にはネガティブなイメージがあり、保育士には明るいイメージがある気がするんです。そういう小さいところも、変えていきたい。
- そもそも、年をとること自体がネガティブに捉えられているかもしれませんね。だから高齢者や介護が必要な方も、元気がなさそうだと勝手に思ってしまうし、幸せな想像がしづらいんじゃないかな。
- 介護職のイメージを変えていくとともに、年齢を重ねることへのネガティブなイメージも変えていけたらいいと思っています。年齢を重ねるって、こんな楽しいことなんだって、見つけたいし伝えていきたい。それが私の、これからパーパスかもしれません。年をとることは誰もが迎える未来なのだから、そのイメージを変えていくことは、自分たちの未来を明るくしていくことなのだと思っています。